妙覚寺を歩く
妙覚寺は、司馬遼太郎の小説でもあるように、国盗り物語の主人公にもなった美濃の斎藤道三は子供の頃、妙覚寺で修行をしていたという昔からの言い伝えがありその昔、戦国時代の武将たちと深いかかわりあいのあるお寺としても知られています。
しかしながら実際に、斎藤道三が妙覚寺で修行していたのかどうかと言うことまでははっきりとわかりませんが、道三の息子が若くして妙覚寺の貫主に就いているということからも斎藤家との関係は浅からぬもの だったことは間違いないところでしょう。
そしてまた伊達政宗も豊臣秀吉の怒りを買い京都に呼び出された際に、妙覚寺を宿舎としたことがあるそうです。この妙覚寺を本拠に政宗が、秀吉の側近や諸大名に対して政治的な働きかけを行ったといった記録が残されています。京都のお寺めぐりをする中で、ここのいちばんのみどころは本堂前の法姿園です。
苔のじゅうたんの上に立派なカエデの木が植えられていることから紅葉の頃になれば、さぞかし見事なことでしょう。是非1度は紅葉の頃に訪ねてみたいものです。
何も作為のない単純な庭ではありますが、それだけに日ごろの雑念が洗われるような気持ちになります。
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