三条京阪の北にある「だんのう」こと法林寺があります。
この法林寺は浄土宗のお寺で、建物は純和風の造りとなっております。それでいて楼門には四天王がまつられる等しており、どことなく中国仏教の影響が見て取れます。
法林寺はもともと天台宗のお寺だったのですが、京都の多くのお寺がそうであったように応仁の乱後は、すっかり荒廃してしまったそうなのですが、それを江戸時代初頭に復興したのが浄土宗の僧・袋中上人だったのです。
袋中は明国への留学を諦め、旅の途中に立ち寄ったとされている琉球(現在の沖縄)で浄土念仏の布教を始め、琉球国王からも厚い信頼を受け、琉球の人々にも浄土宗の教えを広めたといいます。沖縄の伝統芸能にエイサーというものがあります。
これは太鼓をたたきながら、かつダイナミックに踊るエイサーは今も人気の沖縄芸能の1つです。このエイサーは袋中上人が、琉球に広めた念仏踊りが源流になっているという説もあるそうなのです。法林寺にあるだん王保育園では、エイサーの練習に日々はげんでいる「だん王エイサー袋中会」というものがあるそうです。
京都のお寺と沖縄とのの意外に深いつながりを知ることが出来ます。足を運んでみてはいかがですか。
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