歴史回想しながら 智積院
皆さんは、京都へ行って「お寺めぐり」をするというと、
まずどのようなお寺の名前が挙がってきますか?
だいたいメジャーな「清水寺」や「金閣寺」「銀閣寺」といった名前ではないでしょうか?
まだまだ京都には古き良きお寺が沢山ありますし、あまり人に知られていなくとも風情ある建物のお寺もあるのです。たまには、そのようなところも回ってみてはいかがでしょうか?
例えば、七条通をまっすぐ東に向かって歩いていくと、やがて東山を背に高い石垣をめぐらした大きなお寺が目に入ってきますが、これが真言宗智山派の総本山智積院といって、真言宗智山派は、空海が開いたという真言宗のなかから分かれた宗派でもあります。
このお寺は、平安中期の頃に覚鑁というお坊さんが高野山を下り根来寺を建てました。智積院ですが、もともとこの場所には祥雲寺というお寺が建立しておりました。その祥雲寺は豊臣秀吉が、たった3歳でこの世を去ってしまった大切な息子の鶴松の菩提を弔うために建てたお寺であり、祥雲寺の跡を引き継いで再建された智積院なのであります。
一般に知られてはいない名前かもしれませんが、その1つ1つのお寺に歴史があります。歴史を思い浮かべながら見学するのも勉強になりますね。(
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