隠れ古寺を巡る 無動寺谷の参道
少し知られていないような古寺を回って見ましょう。
そこは坂本へ下りるケーブルカー駅の傍らに石の鳥居が立っているところです。その鳥居の両脇には狛犬の像がいて、薄暗い林の中へと小道が続いております。
これが無動寺谷の参道といいますが、お寺の参道に鳥居と狛犬というのも不思議な感じがしますね。参道は、くねくねと折れ曲がりながらも延々と続いていました。
これはいったいどこまで続くのかと、不安になってくるほどの道です。この参道を通る際に時折、しばし若い修行僧に出会うといったくらいで、とても静かな通りです。
右手の道には鳥居があり、道しるべを見ると無動寺弁財天道と書いてあります。それでは、さらに右手の道を降りていくことにしましょう。
いっそう谷は深くなりつつ、その谷間にやと弁財天のお堂が見えてきました。これは何とも言えないといった神秘的な雰囲気が漂っています
。この無動寺弁財天は千日回峰行者の相応和尚を守るために、現れた弁財天をおまつりしているとのことです。
弁財天とは、もともとはインドの女神サラスヴァティーを指すのでり、やがてこれが日本にも伝わり、芸能の神・または財宝の神様としてあがめられるようになったと言われております。
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